施術に副作用はありますか?



 湘南美容外科クリニックではムダ毛処理を行う方が非常に多いのですが、その施術自体はみなさん満足されていることと思いますが、その脱毛後に想定していなかった効果があると思ったらさらにうれしいのではないでしょうか?
ですが、その効果はあくまでも効果として保障されている物でもなく、噂のレベルを超えません。ですが、どのような噂があるのか、またその噂の信ぴょう性がどれくらい高いものなのかも気になるところだと思います。
そこで、脱毛後に現れるといわれる脱毛以外の効果の口コミが本当なのかどうかを考えてみたいと思います。

施術に副作用はありますか?

1.脱毛後にニオイが減る?

2.お肌がキレイになる?

1.脱毛後にニオイが減る?

 脱毛後にニオイが減ったという方がいらっしゃいます。ですが、その一方で脱毛後にニオイが強くなったという方もいらっしゃるようです。では、実際に脱毛後はニオイに影響することがあるのでしょうか?
この点について考えてみたいと思います。この問題はまずニオイの種類を考えるところから始めなければなりません。ニオイの原因は大きく二つあります。一つはワキガです。もう一つは細菌が繁殖してしまうことで発生するニオイです。
この二つを一緒に考えてしまうと答えが出ないので、バラバラに考えてみたいと思います。

■脱毛はワキガに影響を与えるのか

 ワキガに関しては脱毛の施術は影響しないと思われます。その理由を説明します。
まず、ワキガの原因の説明からさせていただきます。ワキガというのはいくつかある人間の汗腺の一つであるアポクリン腺という汗腺から分泌される分泌物が原因です。
もう少し具体的にお話するなら、アポクリン腺からの分泌物を細菌が分解することで、その分解後の物質がニオイの強いものになってしまうのです。
このワキガというのはクリニックでの治療も行うことができますが、その治療内容は大きく二つです。一つはレーザー治療です。レーザー治療ではアポクリン腺をレーザーの光で焼切っていきます。
 もう一つは外科手術です。外科手術はお肌をメスで切り、その下にあるアポクリン腺のある層を物理的に取り去ってしまう手術になります。
この手術はワキやVラインなどワキガのニオイが出やすい、つまり、アポクリン腺の多いパーツに対して行います。
どちらの手術も正常なアポクリン腺を減らすということを目的とした治療なのです。
では、脱毛との関係ですが、脱毛の施術は毛穴の中に高熱を発生させて毛根や毛母細胞にダメージを与えるものです。
そのため、確かに同じ毛穴の奥にあるアポクリン腺の近くで高熱が発生しますが、そのダメージはそこまで大きいものではありません。
そのため、ワキガには影響はないものと想定されます。

■細菌によるニオイへの影響は?

 細菌がなぜニオイを発生してしまうのかというと細菌が急激に増える環境が出来てしまうためです。細菌というのは温度と湿度が高いところで繁殖しやすい性質です。その中でも大事なのは湿度です。
その湿度に影響するのが汗です。汗の中には皮脂などの栄養がたくさん含まれており、汗が一か所にとどまってしまうとその部分でウィルスが繁殖してしまうのです。
そもそも毛というのはこういった汗をその部分に留まらせる機能もあります。逆に言えば汗が一か所にとどまらなければニオイは軽減できるということです。
脱毛をすれば毛がなくなり汗がその場所に留まり辛くなります。そのためニオイが軽減することがあります。
逆に流れ落ちた先では汗が溜まってしまうという状況になりますので、その部分でのニオイは十分注意が必要です。

2.お肌がキレイになる?

 脱毛をするとお肌がキレイになるという話があります。この話というのは本当のことで、その効果を目当てに脱毛をするパーツもあります。それは顔脱毛です。
顔脱毛をすることでお肌がキレイになり、メイクのノリもよくなることで人気なのです。なぜ脱毛をするとお肌がキレイになるかというとそれは毛穴が小さくなるためキメが整ったお肌になれるためなのです。
毛穴が大きく開いているとキメが整うのを邪魔してしまうのです。


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